mondo7’s blog

観光スポットや寺社巡りを写真で綴ります

新大久保コリアンタウンの歩き方 「韓国ちゃんぽん専門店・香港飯店0410」と小泉八雲

大人気の「韓国ちゃんぽん専門店・香港飯店0410」と小泉八雲

新大久保コリアンタウンには、よくランチに来るのですが、最近はまっているのが、この「韓国ちゃんぽん専門店・香港飯店0410」です。このお店は、2016年11月にオープンしたばかりなのですが、来るたびに長蛇の列です。

韓国の明洞を中心にしたチェーン店で、日本ではここだけのようです。不思議なのは、香港飯店なのに、なぜ「韓国ちゃんぽん専門店」なのか?・・・よく分かりません。

何しろ、いつもお店に入るとハングルが飛び交っています。おそらくお客さんの大半が韓国人だと思われます。つまり、コリアンも認める本場の味という証かも知れませんね。

f:id:mondo7:20180115162841j:plain

店内で名前を告げて、寒い中ですが、外で15分位待ちます。でも、以外に回転が早く順番が来ます。テーブルに着くと、前菜に沢庵とタマネギが出てきます。真ん中に添えられたお味噌を着けて頂きます。そして、注文。

メニューはいたってシンプル。奥の一番人気の「チャジャン麺」(700円)と手前の「「ちゃんぽん」(800円)がメインです。

f:id:mondo7:20180115163006j:plain

それに、併せて注文する人が多いのが、もっちりした歯ごたえのタンスユク(韓国式酢豚)。豚肉に米粉の衣を着け、サクッと揚げたもので、甘酸っぱいソースが掛かっています。癖になります。(1500円)

f:id:mondo7:20180115163059j:plain

「韓国ちゃんぽん専門店・香港飯店0410」の場所は、都営大江戸線の「東新宿駅」から歩いて数分のところです。

koedo-sanpo.site

場所の目印は、職安通りにあるスーパー「韓国広場」の手前です。香港飯店0410に来たら、併せて寄りたいのが、このスーパー「韓国広場」。

コリアン料理の食材全てがここで揃います。看板の下に書かれたコピー「日本の韓流ブーム 始まりは、韓国広場からです」には時代の流れを感じました。

f:id:mondo7:20180115163204j:plain

近くを散策することにします。 職安通りを渡り、向かい側の住宅街を5分ほど歩いたところに「小泉八雲記念公園」があります。

f:id:mondo7:20180115164025j:plain

小泉八雲が居を構え、終焉の地となった新宿大久保のこの場所に記念公園があります。

f:id:mondo7:20180115164309j:plain

小泉八雲の出身地であるギリシャをイメージし、石柱など白を基調に作られています。そして、園内には小泉八雲の生涯を紹介する碑や胸像が設置されています。

f:id:mondo7:20180115164137j:plain

ここで、小泉八雲さんを少しご紹介しますと、

パトリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、1850年ギリシャで生まれました。単身アメリカに移民、赤貧の生活の中、シンシナティでジャーナリストとして文筆が認められます。

その後移り住んだルイジアナ州ニューオーリンズの万博で出会った日本文化や「古事記」に影響を受け、1890年4月に日本の土を踏みます。8月に松江の中学校に赴任し英語教師となります。

その後、東京帝国大学の英文学の講師に。1903年に講師を辞め、夏目漱石に後任を譲ります。その間、松江の士族の娘、小泉セツと結婚し、日本に帰化、三男一女に恵まれます。

著作家としては、多くの翻訳や紀行文がありますが、馴染み深いのは「怪談」ですね。1904年に心臓発作で54歳の生涯を閉じます。

f:id:mondo7:20180115164224j:plain