mondo7’s blog

観光スポットや寺社巡りを写真で綴ります

鯛ノ浦の誕生寺とおみやげ屋さん

鯛ノ浦の誕生寺

勝浦に行く途中で、何年かぶりに鯛ノ浦の誕生寺に寄り、お詣りしました。

「南無妙法蓮華経」の「法華経」で知られる日蓮宗を開いたのが日蓮聖人。その日蓮が漁師の子として生まれたのが、千葉県鴨川市。12歳で勉学のために家を出るまで、過ごした場所です。幼名を善日麿といいます。

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日蓮が生まれた地に記念して造られたのが、誕生寺です。2021年2月16日には、生誕800年を迎える予定で、今から看板も掲げられていました。

建物自体は、何度か再建されています。写真の仁王門は1706年建立で、境内最古の建造物です。色は木そのものですが、細工が美しく、厳かな印象を受ける建物です。

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参道の両側に並ぶ灯篭が印象的です。

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また、境内にある松が見事です。

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古くから鯛の浦の鯛は日蓮上人の化身とされていて、鯛の漁が禁じられてきたばかりか、誤って獲れてしまった場合でも火葬場で処理し、誕生寺の境内にある鯛塚にて供養されてきたそうです。

この風習は現在もなお受け継がれていて、毎月6日に誕生寺本堂にて鯛供養の法要を営んでいるそうです。毎年1/18には鯛供養弁天祭として海上で僧侶が読経するなど、盛大に鯛供養が行われ、海上の安全と豊漁が祈願されているそうです。

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本堂の彫刻が素晴らしい。現在、2021年2月16日の生誕800年を迎えるため、改装工事をしているようです。

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日蓮聖人が誕生した際、海面に鯛が群れをなしてきたとされる言い伝えが残るのが、現在の特別天然記念物に指定されている「鯛の浦」です。
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誕生寺の前には有料駐車場がありますが、誕生寺の隣にあるこの亀屋本店というお土産屋さんの脇に車を置かせてもらえる方法があります。ただし、お土産を買う事が条件です。有料駐車場とどっちがお得かはその人次第です。ちなみに女将さんは凄腕で、結局、私は千円の買物をしました、女将さんお上手。

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