東京国立博物館の「フランス人間国宝展」は明後日まで。

今朝は、ようやくスッキリした秋らしい晴天になりましたね。

今日は、上野にある東京国立博物館で開催中の「フランス人間国宝展」に行ってきました。上野のイチョウは、今が紅葉の見頃を迎えています。

東京国立博物館では、平成館で興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」も開催中で、こちらは、平日にもかかわらず50分待ちの状態でした。

「フランス人間国宝展」は、表慶館で開催されてます。「運慶」と違って、フランス人間国宝展はゆっくりと鑑賞することができます。

フランス人間国宝展は、日本のいわゆる人間国宝にならって、伝統芸能の保存、伝承を掲げ1994年に創設されました。今回は、陶器、ガラス、革、羽細工、傘、壁紙などの作品が一堂に会する初めての企画です。いずれも見応え十分です。

ヨーロッパの作品なのでよく分からないかな、と心配していましたが、日本の工芸品に通じるものがあって、和とのコラボレーションのようにも感じました。特に壁紙とか扇は、和の伝統文化を超越しているようにも見えてきます。

紅葉狩りも兼ねて観てはいかがですか。明後日までです。